泥染は、古代からある染色法で大変な手間と時間を要する技法です。まずテーチと呼ばれる木の幹を細かくチップにして、煮沸し抽出した液に糸を繰り返し染めることから始まります。テーチ木液には染液の馴染みを安定させる役割があります。その後、泥で染処理を数回繰り返すことで、初めて大島紬独特の渋みのある黒色に染め上がるのです。